2016年12月22日

M-65 考察

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写真は米軍納入の本物のM-65ジャケット。
私の物は、CHERKEE INDUSTRIAS社の作った物で、三世代目のM-65という事になる。特徴は、ブラスジップであり、裏地は緑色になってます。サイズはミディアムレギュラー、つまりMになりますが、かなり巨大です。市場に出回る本物の米軍M-65はこの年代、三世代目1972年から1980年代半ばの物が圧倒的に多く、一番みかけるM-65はコレじゃないでしょうか。
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ちなみに1世代目は肩のエボレット、つまり肩のベルトがありません2世代目はグレーのライニング裏地にエボレットが装着され、アルミジップになっています。ブラスとかだと戦地で錆びるという不具合が出たからアルミになったとか言われてます。3世代目は緑のライニングに、アルミジップだとすぐに削れて壊れてしまうことからブラスに戻されています。

一番人気は2世代目のアルミジップモデルで、1967-71年あたりまで作られたモンですね。僕のは年代が比較的新しいので、古着特有の汚れや不具合は特になく、戦地で大活躍したような年代でもないので怖い銃槍の痕や、血糊なんかはついてないです。
4世代目は、やっぱりアルミもブラスもダメって事で、YKKのプラスチックジップに変更されてます。4世代目がいわゆるこのOD色、グリーン単色のフィールドジャケットの最後となり、これ以降は全部ミリタリーモノは迷彩柄になりますので、迷彩はちょっと、、、ってなると本物なら4世代目までになります。
価格は程度や場所によりかわりますが、デットストックでもこういったモンは所詮古着ですので、1万円以内か、ちょっと超えるあたり程度で探すといいと思います。インナーが別売りで未だに新品で出てますから、インナーつければそれなりに暖かいですし、インナーも3-5000円程度です。

注意点はとにかくバカみたいに全部デカいしブカブカです。
178cm程度の僕だと、Mなんかアホみたいにでかいので、Sとかでいいと思いますが、そもそもなぜでかいのか?を考える事も大事です。画像検索するとホンモノの軍人さんの写真が見れますが、ほとんどブッカブカに着ております。もともとフィールドジャケットは重ね着、つまりレイヤードをするための防寒着であり、コートという位置づけです。M-65以前のM-51や、M-43なども同じで、下にA-2などの革ジャンを着て上に羽織っていたり、制服を着込んだ上だったり、防寒着を着込んだ上から着ていたりしています。その上で動きやすさを追求して、肩のアクションプリーツ処理や、雨などの濡れから守るために作られているからで、オフロードバイクなんかのプロテクターの上から羽織るには僕のサイズだとMが最適なんじゃないでしょうか?
きちんと防水処理をマメに施してやれば、最高のアウターとも言える?もちろん、ゴアテックスなどの最近の素材に勝てるわけなんかないですが、なにかと雰囲気やファッションを取り入れたいムキには、悪い選択ではありません。なにせ安いですしね。2万も出せば、M-65フィールドジャケット、M-65パンツ、インナー上下が揃ってしまいますし、それにM-65パンツもゆったり出来ているので、ヒザ、ニーのプロテクターをつけても問題ありませんし、ブーツインするのが基本構造ですので、一番下が絞れるように設計されています。

オフロードブーツの中にパンツの裾を入れ込み、上下をきちんと防水スプレーなんかで処理しておけば少しの雨や、汚れなんかそうそう気になりません。ただ、新品はソコソコ防水能力があったようですが、古着ですので期待したらダメです。コットン50、ナイロン50の混紡なので確かに速乾性には優れていますが、きちんと処理してないとほとんど意味ないです。
あとの欠点はけっこー重量がありますし、色落ちが強烈に進行するので買った時のカラーは維持できません。それはそれで楽しいんですけど、上下でそろえるとどうしても上着のほうが着込む事が多いので、先に色が飛びます。

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そのほか楽しいのは、部隊章や階級章なんかをおもいおもいに装着して飾れたり、お気に入りのバイクのワッペンなんかを貼り付けてもサマになりますが、けっこー危険度が高いんですコレが。
危険度1 部隊章と着用物の年代があってない
危険度2 ありえない組み合わせになっている 例US ARMYがついてるのに海軍の舞台章とか空軍の何かをつけちゃってるとか。
危険度3 階級章が将軍 えらきゃいいってモンでもないでしょ?そもそも将軍が舞台章と混在とか、色々あるわけです。知ってる人に、コソコソ、あ!将軍キター!とか笑われたりおちょくられたりします。
同様にフライトジャケットなどでは、伍長とか軍曹とかあるわけないので、大尉あたりが無難になります。飛行機乗るなんてのはそれなりに高学歴で優秀なエリートだし、現場で交戦権の発動なんてどえらい判断しなきゃならない事もあるわけだし、偉きゃいいわけでもないし、えらくなきゃいいわけでもないのがこのカスタマイズの危険度。
危険度4MAX 絶対しちゃいけないのが、こういったモン着用して米軍基地や外国ふらついてたらマナーの問題もありますし、命をかけた仲間だからこその連帯感を理解しないでやったらイカンって事だと思いますし、ベトナムあたりでこんなの着て歩いてたらそれこそ軽蔑ですめばいいですが。。。
ここらへんの問題は、ジョンレノンなんかも古着の階級章のついたモンをファッションで着ていたり、外人だから許される部分もあるんですけどね、※ジョンはイギリス人
バイク乗りのファッションとか、そういったミリタリーの便利さを記載してきましたが、ワッペンカスタムの難かしさや、マナーってのも一応記載しました。
【バイクファッションの最新記事】
posted by くらさん at 04:15| Comment(0) | TrackBack(0) | バイクファッション
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